コストカットを実現!無料の勤怠管理システムの魅力とは
勤怠管理システム
タッチオンタイムの紹介
社員の勤怠管理はもちろん、集計が楽になって残業削減効果のある勤怠管理システム。正確で便利なので注目している企業も増えています。この勤怠管理システムには無料で利用できるものもあります。
今回は、無料の勤怠管理システムのメリット・デメリット、有料の勤怠管理システムとの違いなどについて詳しくご紹介していきます。勤怠管理システム導入の際の参考になさってください。
無料勤怠管理システムのメリット・デメリット
無料勤怠管理システムにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
コスト削減
言うまでもなく、無料の勤怠管理システムの導入には初期費用や月額費用がかかりません。無料勤怠管理システム導入の最大のメリットと言えるでしょう。お試しで使用してみて、使いにくいと判断すれば別のものを試すという事もできます。
デメリット
データに関する保証がない
このポイントは無料の勤怠管理システムで最も気を付けなればならないポイントとなります。無料ということで、ほとんどのサービスがデータ保持に関する保証を行っていません。また、突然サービスが終了してしまうこともあります。データがなくなるという事態になってしまっては、給与計算ができないばかりか、勤怠表保存の義務も守れなくなってしまいます。
有料のものに比べ機能が少ない
無料の勤怠管理はどうしても有料のものと比べると機能が少なくなってしまいます。無料の勤怠管理の機能で事足りるのであれば問題はありませんが、様々な雇用形態や就業形態に対応できる機能がない場合があります。その点も考慮したうえでどのような機能が必要になっていくかを考える必要があります。
サポート体制がない
無料の勤怠管理システムはほとんどの場合サポート体制がありません。慣れている人は大丈夫なのですが、初めて使うシステムを誰に教わるでもなく使うことができる、こういったことはなかなか想像しがたいです。その点、有料の勤怠管理システムの特徴として、サポートが手厚いということが挙げられます。何らかのトラブルがあった際に即対応してもらえる点は、有料勤怠管理システムのメリットです。
無料勤怠管理システム3選
おすすめの無料勤怠管理システムを紹介しましょう。
「IEYASU」
2015年にサービス開始。完全無料で使用できる「IEYASU」は、人事や労務の専門的なノウハウが集約された勤怠管理システムです。主にベンチャー企業向けに作られています。有給管理や残業、36協定時間の超過などに対するレポート機能も充実。シンプル・無駄のない機能や画面デザインも人気です。サポートが受けたい場合は有料となってしまう点がデメリットとして挙げられます。
「コーパス」
「コーパス」も、完全無料の勤怠管理システム。基本的な勤怠管理の他に、残業申請や給与計算、プロジェクト管理などの機能も搭載。静脈認証システムがついているところも魅力。また、利用人数に関係なく無料で利用できる点も大きなメリットです。多機能が魅力的ではありますが、メールのみでのサポートという事で、使いこなすにはそれなりの手間がかかりそうです。
「オツトメ」
こちらはガラケー対応の無料勤怠管理システムです。スマホやタブレットでの操作が主となっているものが多いので、幅広い世代に使えるところが魅力です。操作もシンプルで簡単。また、セキュリティ性の高さも評判のようです。デメリットとしては休日の設定ができない点が挙げられます。
有料のシステムの中での違いは?
無料と有料の勤怠管理システムの違いの重要なポイントはお伝えした通りです、データ保持や機能面やサポートなどですが、それでは有料のシステムの中での違いは何がポイントになるのでしょうか?これがクリアになれば勤怠管理システム選びも進みそうです。
自分たちのやりたい管理ができるか?
有料の勤怠管理システムでは「シフト管理」「アラート機能」「ICカード認証」「モバイル打刻」などなど、数多くの機能が搭載されています。しかしながら、求める機能や管理方法に合った機能でなければ意味がありません。自分たちが目指す管理ができる機能であるかどうかを確認することは大切です。
従業員が打刻できるか?
「勤怠管理システムが打刻しやすいかどうか」は実は重要なポイントです。打刻方法が複雑になればなるほど、従業員にリテラシーが求められ、それだけ打刻漏れが発生する可能性もあります。また、後から打刻機を設置するとなると、意外とスペースがない事態が発生するケースもあります。打刻機の中では、常時PC接続タイプのものもあれば、スマホから打刻できるものもあるので、打刻機を置くスペースがない企業や飲食店でも気軽に導入できます。
サーバーは大丈夫か?
朝9時など打刻が集中するタイミングでサーバーにアクセスが集中してしまいます。そのため、サーバーがデータを処理しきれずエラーが発生。出勤が集中するタイミングで打刻ができないなどが起こります。安定したサービス提供を行っている企業であればそんなことはありませんが、サービスが始まったばかりの企業では可能性としてあり得る話となります。その為、サービスを選ぶ際には確認するべきポイントとなります。
有料の勤怠管理システム3つをご紹介
それでは有料のものの中から代表的なものを3つご紹介いたします。まだいくつかありますが、いずれも無料トライアルがあるのでぜひお試しください。
「Touch on Time(タッチオンタイム)」
勤怠管理システム市場シェアNo.1を誇る「タッチオンタイム」。勤怠管理に特化し、管理上必要な機能はほぼ揃っており、高機能ながら使いやすいといった点が人気の理由です。初期費用は0円、30日間無料でトライアルができます。寺岡精工グループが提供していて、サーバー管理やサポート体制がしっかりしています。
「jinjer」
2016年にサービス開始。勤怠管理システム業界の標準的な機能を網羅している「jinjer」。操作・導入も簡単で、チャット機能や管理側のマルチデバイスフル対応という機能も魅力です。30日間の無料トライアル期間があります。
「ジョブカン勤怠管理」
シフト管理に強い「ジョブカン勤怠管理」は、出退勤管理やシフト管理、休暇申請管理などが可能。無料トライアル期間は30日となっていますが、無料のまま使用できるプランもあるので、トライアル期間終了後も有料か無料かを選択できます。※無料プランは人数制限やデータ保管期間が決まっているので注意が必要。
それぞれの特色を理解して選択を
無料の勤怠管理システムのメリット・デメリットや、有料勤怠管理システムとの違いなどについて紹介しました。
できるだけコストをかけたくない・最低限の機能でいいという場合は無料の勤怠管理システム。システム導入に自信がない、自社の勤怠ルールが複雑、管理拠点が複数ある、といった場合は有料の勤怠管理システム、というように、それぞれの特徴をよく理解して企業に合う勤怠管理システムを導入しましょう。
無料トライアル期間をうまく使って、有料の勤怠管理システムを一度試してみるのもおすすめです。