勤怠管理で経費の無駄遣いも見抜く!人件費概算機能のご紹介
ノウハウ
こんにちは。「Touch On Time」サポートセンター担当 藤澤です。
こちらのブログでは、Touch On Timeの知って得する便利機能などを中心に、システムに関する色々な機能をご紹介させていただきます。
今回は、『勤怠管理で経費の無駄遣いも見抜く!人件費概算機能』のご紹介です。
特にパート・アルバイトの就業が多い飲食店や小売業界などでは、日々、どれだけ売上に対して人件費がかかっているかといった経費管理は、店舗管理者の大きな悩みの1つではないかと思います。
Touch On Timeの人件費概算機能をご使用いただきますと、勤怠管理を行いながら同時に人件費の管理も行うことが出来るので、まさに一石二鳥です!
それでは、早速設定方法を確認していきましょう。
[設定]>[その他]>[オプション]画面内の、[勤怠管理設定]>[人件費概算出力機能]を使用するに変更し登録。
※表示形式は通常は円表示となります。小数点2桁まで計算したい場合は、ドル表示にご変更ください。
その後、[設定]>[従業員]>[従業員設定]画面より、対象従業員をクリック>[単価]ボタンにて、時給などの単価登録画面が表示されます。
上図のように、各項目に計算したい単価を入力しご登録ください。
ご入力いただきました単価と、各項目で集計された勤務時間数が掛け合わされて、日別データ/月別データ画面にて、人件費概算金額の確認が可能となります。
[ 日別データ ]
[ 月別データ ]
※時給単価は、[設定]>[従業員]>[雇用区分設定]画面内にて、雇用区分ごとの共通単価として登録することも可能です。雇用区分単価と従業員単価の両方が登録されている場合は、従業員単価が適用されます。
なお、タッチオンタイム活用ブログ第5回にて紹介した『勤怠の状況の「ズレ」を察知!勤怠の予実管理機能』の予実画面でも人件費概算の確認は可能です。
< 予定 >
< 実績 >
< 差異 >
このように、[予定][実績][差異]の三本立てで人件費の状況を確認出来ます。
上図では、急遽残業となったようなケースが多くあったようですので、ここから人手が足りていなかったという状況が見て取れます。
当初の予定にもう1人交代で勤務予定者を立てていれば、残業代を余分に払うこともなく、健康管理上問題となっている長時間労働も回避出来ました。
実際に支払う実績の人件費だけではなく、予定と比較することで、「そもそもシフトの組み方が適切だったのか」といった振り返りを行うことができ、次のシフトを作成する際の参考データとすることが出来ます。
いかがでしたでしょうか?
勤怠管理をしながら経費感覚も養える、人件費概算機能をご紹介させていただきました。是非、活用してみてくださいね。